PROJECT STORY
株式会社ビオクラシックス半田バイオガス発電設備・プラント設備工事プロジェクト
地域の未来を創る挑戦

プロジェクト概要
PROJECT DETAILS
株式会社ビオクラシックス半田バイオガス発電設備・プラント設備工事プロジェクトとは
愛知県半田市で進められた株式会社ビオクラシックス半田バイオガス発電設備・プラント設備工事は、地域で発生する食品廃棄物や農業残渣などの有機性廃棄物を活用し、バイオガス発電を行う取り組みです。廃棄物の減量化とエネルギーの地産地消を実現することで、環境負荷の低減と地域経済の活性化を目指しています。水処理技術のリーディングカンパニーである水ingは、このプロジェクトにおいて、プラント設備の設計・施工を担当し、資源循環や経済的安定を目指す挑戦に取り組みました。

水から広がる循環型インフラの構築
PROJECT DETAILS
愛知県半田市。豊かな自然と産業が息づくこの地で、2019年10月、地域の廃棄物をエネルギーに変える革新的なプロジェクトが始まりました。環境問題やエネルギー問題が深刻化する中、持続可能な社会の実現は急務です、新たな挑戦に立ち向かうべく、営業担当のSと工事管理担当のOを中心にプロジェクトに参画しました。彼らの情熱と努力が、地域の未来を切り拓く物語を紡ぎ出します。
建設・調達職
2014年入社 G・O

下水・上水・し尿処理・バイオマス・ごみ処理など、多岐にわたる分野の工事現場で施工管理を行う。現在も施工管理を続け、これまでの現場経験を活かしながら効率的で安全な工事運営を支えています。より専門性を深め、現場で信頼される存在を目指しています。
営業職
1997年入社 T・S

入社以来、本社および北海道支店で上下水道・資源化案件の営業を担当。現在は中部支店に勤務し、チーム長として広範囲なエリアでの営業活動やプロジェクト推進を行い、地域への貢献に努めています。
民間企業との新たなパートナーシップ
THE BEGINNING OF THE CHALLENGE
株式会社ビオクラシックス半田から水ingに相談が寄せられたのは、地域で発生する廃棄物をバイオガス発電に活用したいという大胆なアイデアでした。民間企業との本格的なプロジェクトという水ingにとっての新たな挑戦。営業担当のSは、この未知の領域への一歩を踏み出すことに強い意欲を持ちました。
T・S:
民間企業とのプロジェクトは初めてで、新鮮な気持ちでした。株式会社ビオクラシックス半田との協力を通じて、地域の課題解決に貢献できる新しい形を模索したいと思いました。
環境負荷低減へ水ingの強みを活かす
TRIALS AND INGENUITY

半田市では、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現を目指し、再生可能エネルギーの活用や廃棄物の有効利用を推進する方針を掲げていました。しかし、食品廃棄物や農業残渣などの有機性廃棄物の処理が課題となっており、その有効活用が求められていました。
このプロジェクトは、これらの廃棄物をバイオガス発電に活用し、廃棄物の減量化とエネルギーの地産地消を実現するものです。市の方針と合致するこの取り組みに対し、水ingは以前よりメタン発酵施設の建設実績があり、この分野における確かな技術とノウハウを蓄積していました。その強みを活かし、プロジェクトに参画することで、半田市の持続可能な社会の実現に貢献できると考えました。
G・O:
廃棄物からエネルギーを生み出す取り組みは、環境問題解決の一助になると感じました。技術者として、この意義あるプロジェクトに携わることにやりがいを感じました
課題解決への粘り強い取り組み
PROMOTE THE PROJECT AS ONE

プロジェクト推進にあたって、廃棄物の安定供給や収支バランスの確保、他社との調整など、多くの課題が立ちはだかりました。SSは、株式会社ビオクラシックス半田と密なコミュニケーションを取り、何度も計画を練り直しました。 一方、現場では他企業と並行して工事を進める必要があり、工程の調整が複雑化していました。さらに、配管工事の設計や施工が難易度を上げ、現場は困難を極めました。Oは、こうした多くの関係者との調整や技術的な課題に取り組み続けました。
T・S:
何度も計画を練り直す中で、計画通りに廃棄物が確保できるか、不安な部分もありましたが、他地域の事例を参考に、最適なプラント規模や収支計画を提案しました。粘り強く提案を続けることで、プロジェクトを前進させることができました。
G・O:
建築業者との工期や作業スペースの調整が大変でした。配管のボリュームが多く、干渉する部分が出てきてしまい、設計部門と協力して解決策を見つけました。関係者とのスムーズなコミュニケーションと迅速な対応を心がけました。
チームワークで乗り越える
GROWTH AND ACHIEVEMENTS
プロジェクト成功の鍵は、社内外のチームワークにありました。営業、設計、施工管理、そして株式会社ビオクラシックス半田や他の施工会社との緊密な連携が不可欠でした異なる分野のプロフェッショナルが協力し合うことで、新たなアイデアや解決策が生まれ、プロジェクトは着実に前進していきました。
T・S:
社内の各部署や株式会社ビオクラシックス半田の方々と一丸となって取り組むことで、難しい課題も乗り越えることができました。皆で協力し合うことで、プロジェクトを成功に導けたと感じています
G・O:
多くの関係者との調整が必要でしたが、チームワークの大切さを実感しました。皆には感謝の気持ちでいっぱいです

挑戦がもたらした自己成長
GROWTH AND ACHIEVEMENTS
二人は、未来への貢献を目指す挑戦の中で、困難な状況を乗り越えました。プロジェクトを完遂した瞬間には、大きな達成感とともに、自身の成長を強く感じていました。この挑戦で得た経験、培ったスキルや知識、そして自信は、今後のキャリアにおいても大きな武器となり、未来への新たな挑戦へと繋がります。
G・O:
大規模な現場を任され、多くの学びがありました。技術者としてのスキルだけでなく、調整力や問題解決能力も向上したと感じています
T・S:
民間企業とのプロジェクトを成功させたことで、自分の提案力や調整力に自信がつきました。新しい分野への挑戦が、自分を成長させてくれたと思います
未来への貢献
EXPECTATIONS AND SENSE OF RESPOCIBILITY
完成したバイオガス発電プラントは、地域の新たなシンボルとなりました。廃棄物がエネルギーに生まれ変わり、環境にも経済にも優しい循環が生まれています。地域住民からは「環境に優しい取り組みで誇らしい」との声が寄せられ、プロジェクトの意義が広く認識されました。地域や社会に対する貢献を実感し、二人は大きなやりがいを感じています。
G・O:
高速道路から見えるプラントを見ると、自分が関わった仕事が形になって残ることを実感します。家族や友人にも誇れる仕事ができて嬉しいです
T・S:
地域の課題解決に直接貢献できたことは、大きな意義があります。地元の方々からも感謝の言葉をいただき、やりがいを感じました
次なる挑戦へ向けて
THE CHALLENGE CONTINUES
環境問題やエネルギー問題が深刻化する中、水ingはこのプロジェクトを足掛かりに、さらなる挑戦を続けていきます。SとOも、それぞれ新たな目標に向かって歩み始めています。彼らは、この経験を活かし、より大きな貢献ができるよう努力を続けています。
T・S:
これからも新しい分野に積極的に取り組み、社会に貢献していきたいです。地域や社会の課題解決に寄与できるプロジェクトに携わりたいと思います
G・O:
多様な現場で経験を積み、環境に優しい未来を創る一助になれればと思います。新しい技術や取り組みにも積極的に挑戦していきたいです
共に未来を創ろう
MESSAGE

最後に、これから入社を目指す皆へ二人から熱いメッセージです。
T・S:
水ingでは、あなたの挑戦を応援する環境があります。一緒に新しいエネルギーの未来を創りましょう!
G・O:
専門知識がなくても大丈夫です。私も機械専攻で、水処理については詳しくありませんでしたが、先輩たちから教えてもらいながら成長できました。一緒に成長していきましょう!
地域の未来をみずから創るために
KEEP TRYING
愛知県半田市で、SやOをはじめとするエンジニアたちが情熱を持って挑んだバイオガス発電プラントのプロジェクト。彼らの努力と成長が、地域の未来を支えています。 水ingでは、社員の情熱と技術で地域の未来を創るプロジェクトが数多く進行しています。社員一人ひとりが使命感を持ち、挑戦を続けることで、持続可能な社会の実現に貢献しています。