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CROSS TALK

職種横断トーク
未来をつなぐ、
水ingのチームワーク
—職種を超えた連携が描く、
持続可能な未来

CAST

2015年入社 M・U
営業職

これまで現場施工管理、案件受注後の設計、案件受注前の提案設計、浄水処理装置の開発業務という浄水場の様々な処理プロセスに関わる業務を担当。現在は拠点の営業部員と連携し、幅広い経験を活かしながら浄水場や下水処理場に係る提案営業を担っています。

2018年入社 A・T
営業職

理系学部を卒業後、支店営業を経て、入社3年目から現部署にて新規案件の開発に携わっています。水を起点に地域のインフラマネジメントへの貢献を目標とし、社内外の多様な業種の方々と協力しながら案件を形にする企画営業の魅力を日々実感しています。

2017年入社 A・I
管理部門系職

入社以来、設計部門で主に浄水場に関わる設計業務を担当してきたが、2024年度から財務企画部に異動。未経験の分野ながら決算業務を中心に新たな学びを重ねながら、これまでの視点を活かした事業貢献を目指しています。

各職種の役割とは

CROSS TALK 01

M・U

では、自己紹介を兼ねて、それぞれの業務や役割の説明からはじめましょう。よろしくお願いします。

A・T

私は入社7年目です。営業企画部で新規事業の企画や立案を担当しています。入社当初は支店営業に配属され、自治体のお客様と直接向き合いながら経験を積みました。その後、営業企画部に異動し、国や業界の動向を踏まえた案件形成を進めるようになりました。支店での営業経験があるからこそ、現場のニーズを企画に活かせるのが今の仕事の強みだと感じています。

Uは、いろいろな職種を経験されているとお聞きしましたが。

M・U

そうですね。入社当初、私は新入社員の研修の一環で建設現場での施工管理業務に携わり、その後浄水場の設計を担当する部門に配属されました。入社10年目の現在は、上下水道に関わる本社営業部門に所属しており、主に地方拠点の営業メンバーの各種サポートを行っています。これまでの建設現場や設計の経験が、技術面の理解やお客様への提案の際に非常に役立っています。

Iは今年に入って設計から財務にキャリアチェンジされたんですよね。

A・I

はい。最初は設計部門で、地域の水インフラを支える施設の設計を担当していました。6年ほど設計を経験した後、入社8年目で財務企画部に異動し、決算報告などを担当しています。設計で培った、スケジュールを厳守しつつも、確かな根拠をもって業務にあたる姿勢が、数字を扱う今の業務でも大きな助けになっています。

こうして改めて話をしてみると、私たち3人とも、職種は違っても、元の部署での経験を活かして新しい挑戦をしているのが面白いですよね。

職種間のコミュニケーションと協働の大切さ

CROSS TALK 02

A・I

職種を越えたコミュニケーションは、水ingの業務において欠かせない要素だと思いますが、お二人が意識していることはありますか?

A・T

私の場合、他の部門と関わる機会が多いので、特に意識しているのは「相手がどんな状況でどんな情報を必要としているのか」を正確に捉えることです。背景や状況を共有せずに話を進めてしまうと、誤解が生じたり、かえって手戻りが発生することがあるので、前提条件の共有を丁寧に行うようにしています。

たとえば、案件に関して問い合わせをする際には、初めに「営業企画部のTです」と自分の所属を明確に伝えた上で、案件の背景や現在の状況、さらに問い合わせの目的や期待する回答内容まで具体的に説明することを心がけています。

M・U

営業の現場では、情報の正確さとタイミングが非常に重要です。たとえば、本社営業から地方拠点へ、また本社営業から関係部門に情報を共有する際に、些細な情報伝達ミスや共有の遅れが、お客様への提案プロセス全体に影響を及ぼすことがあります。そのため、私は情報を整理してから共有すること、そして共有の目的を明確にすることを心がけています。

また、情報共有の方法としては、メールやチャットだけでなく、直接話すことも大切にしています。現場で得た情報を共有する際には、言葉のニュアンスや感覚的な部分も伝える必要がある場合が多いです。そのため、状況に応じて電話や対面でコミュニケーションを取るようにしています。こうした対話を通じて、現場の声が正確に反映された提案や意思決定ができると感じています。

A・I

確かに、TやUのお話のような細かな配慮が、職種を越えた連携には不可欠ですね。私の場合も、財務の業務は他部門の情報がベースになるので、それぞれの業務内容や背景を理解しながら話を進めるようにしていますね。

持続可能な社会を創るための
職種間の取り組み

CROSS TALK 03

A・I

これまでそれぞれの業務や役割について話してきましたが、職種を越えて連携することでしか達成できない課題も多いと感じています。その一つが、私たちの大きなテーマである「持続可能な社会」の実現です。Uは営業の現場ではどのように感じていますか?

M・U

私達営業担当が考える持続可能な社会とは、限りある資源やエネルギー、さらにはヒト、モノ、カネの中で、人々の生活や環境を支える水インフラを未来へと繋いでいくことだと考えています。そのためには、老朽化した水インフラ施設の更新だけでなく、環境負荷の低減、エネルギー効率の最大化、省人化・省力化が欠かせません。

たとえば、営業として老朽化した水インフラ施設の更新を提案する際、水ingグループが有する持続可能な社会に貢献しうる技術やノウハウを最大限活用し、水インフラ施設の持続的な運営に貢献しうる具体的なソリューションを形にしていきます。また、現場で得た情報を技術部門にフィードバックすることで、より実践的で効果的な技術を開発する基盤を支えています。

こうした職種間の連携によって、私たちは単に目の前にある課題を解決するだけでなく、付加価値を提供しながら地域社会の持続的な活動・発展に貢献していると感じています。

A・T

なるほど。営業の現場からの情報が、技術や企画にとって重要な役割を果たしていることを改めて感じますね。

私は水ingが目指す持続可能な社会とは、水を起点として、地域社会や人々の暮らしを次世代に繋げることだと思っています。その実現には、業界全体で注目されているEPC(設計・施工・運営調達)及びO&M(運転管理・メンテナンス)の包括的な取り組みが欠かせません。縦割りの枠を越えて、設計から運用までを一体的に取り組むことで、効率的かつ持続可能なプロセスが可能になります。

私が所属する企画部門としては、会社全体の方針やビジョンを明確にし、これを効率的に進めるための土台作りを行っています。たとえば、新しいスキームの導入や環境負荷を低減する提案を行う際には、営業部門が持つ顧客のニーズや技術部門の知見を整理し、具体的な戦略を構築しています。このように、企画部門は部門間の橋渡しを行い、水ingが目指す持続可能な社会の実現に向けた道筋を描く役割を担っています。

A・I

水ingが目指す持続可能な社会の実現には、地域社会をはじめ社外の方々からの信頼が欠かせないと考えています。そのためには、事業を通じた社会貢献はもちろん、会社として当たり前の責務を果たすことも大切です。

当部門では、会社として誠実に決算報告を行う、遅滞なく正しく税金を納めるといった会社の基盤とも言える業務を担っています。 そのためにも、営業や設計との連携は重要で、売上・原価に関する予算や実績の状況の確認をはじめ、様々な場面で細かなコミュニケーションが不可欠であると感じます。

M・U

Iたちがしっかり後ろから支えてくれることで、私たち現場の営業も安心して提案活動に集中できますね。私たちが目指すべき全体の大きな絵が見えると、具体的にどう進めるべきかが明確になりますし。

A・T

そうですね。部門間で得意分野を活かしながら連携することで、一つのプロジェクトが大きな成果を生み出し、持続可能な社会を実現していくことに繋がる。それが私たち水ingの強みだと改めて感じました。

未来に向けた目標共有

CROSS TALK 04

A・T

これまでそれぞれの経験や職種について語ってきましたが、最後に、未来に向けてどのような目標を持っているかを共有しながら、このクロストークを締めくくりたいと思います。まず、Uからお聞かせください。

M・U

私が目指しているのは、これまでの建設現場、設計、営業の経験を活かしながら、異なる視点を持つことで幅広い課題に対応できるようになることです。たとえば、現場の声をただ技術部門に伝えるだけでなく、その情報を整理して、新しい技術の可能性を引き出すような提案ができるスペシャリストになりたいですね。特に、老朽化したインフラをいかに次世代につなげる形でアップデートできるかが重要だと考えています。『この分野ならUに相談すれば間違いない』と思っていただけるよう、引き続き自分自身のスキルを磨き、信頼を積み上げていきたいと思います。さらに、次世代の社員にも自分の経験を伝え、育成に携わることができればと考えています。

A・T

とても具体的で力強い目標ですね。Iはいかがですか?

A・I

ありがとうございます。私は、設計と財務という異なる分野での経験を通じて、両者の視点を融合した新しい価値を提供したいと考えています。設計で経験した、技術的な面から1つ1つの案件にアプローチする視点と、財務企画で培いつつある、業績等の数字から分析・考察をする全社的な視点を組み合わせることで、何か会社に貢献できる貴重な価値を見出せればと模索しています。とはいえ、まだまだ財務企画としての経験は1年にも満たないため、まずは目の前の業務に励み、その中でもこれからの水ingを考える姿勢は絶えずもっていたいと思っています。

A・T

素晴らしいですね。それぞれのキャリアを重ねたからこそ見えてくる課題や目標が、未来への挑戦に繋がっているのが伝わってきますよ。

私自身も、これまで営業や企画を経験してきた中で見えてきた課題があります。それは、中小規模の自治体が抱える水インフラの持続可能性です。特に、人口減少や財政的な課題が複雑に絡み合い、既存の方法では対応しきれない場面を数多く目の当たりにしてきました。こうした地域では、水インフラだけでなく、他のインフラや地域サービスとも連携して包括的な解決策を考える必要があると強く感じています。たとえば、水事業と地域の再生可能エネルギーや公共交通の取り組みを組み合わせることで、より効率的な資源の使い方ができる可能性があります。こうした総合的な課題解決のための提案を自分の手で形にし、地域の未来を支える一助となることが、私の目標です。

A・I

お互いに異なる職種やキャリアを通じて見えてきた目標が、それぞれの専門性を活かしながら連携することで、より大きな成果に繋がりそうですね。

M・U

ええ。その連携がまさに水ingの強みだと思います。それぞれが専門性を磨きながら、職種を超えた一体感を持つことで、持続可能な社会づくりにもっと大きな貢献ができると感じます。

A・T

では、このクロストークを締めくくりたいと思います。私たち3人の対話を通じて、職種を超えた連携や、それぞれの目標が未来を切り開く力になるということを感じていただけたのではないでしょうか。最後に、皆さんから一言ずついただいてもよろしいですか?

A・I

水ingでは、自分の専門性を活かしつつ、新しいことに挑戦する環境、また、その挑戦を職種を超えて支えあう環境が新しい挑戦に挑む環境が整っています。ここで一緒に未来を創る仲間をお待ちしています。

M・U

どの職種でも、それぞれが持つ視点を活かしながら連携することで、社会に大きな価値を提供できます。水ingのチームの一員として、未来に向けた挑戦を一緒に進めていきましょう。

A・T

水ingでは、職種を超えた連携を通じて、一人ではできない大きな課題に挑むことができます。私たちと一緒に、次の時代を支える挑戦をする仲間との出会いを楽しみにしています。

JOBS

職種紹介

地域の未来をみずから創る、水ingの各職種を紹介します。あなたの未来を描く仕事とであってください。

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