INTERVIEW
社員インタビュー
現場を支えるだけで終わらない―新技術で未来を創る

これまで携わってきた業務について教えてください。
QUESTION01
2018年に入社してから7年、一貫して上下水道施設の更新工事に携わってきました。1年目は北海道の下水処理場工事、2年目は佐賀県の浄水場更新工事と、さまざまな地域で経験を積んできました。
3年目に九州工事部へ異動してからも、宮崎県や福岡県、京都府、兵庫県と各地の現場で工事を担当してきました。現在は兵庫県の浄水場で、初めて現場代理人(※)として現場の指揮を取る役割を担っています。
※現場代理人:工事の責任者として現場の指揮を執る役割。公共工事では配置と常駐が義務となっている。
幅広い地域の現場に携わる魅力は何ですか?
QUESTION02
その土地の暮らしを守る
全国のさまざまな現場に携わることで、地域ごとの特色や違いを肌で感じられることです。たとえば、北海道の現場では、冬になる前に屋外の工事を終わらせる必要がありましたし、地域によってお客様や協力業者の方々の雰囲気も異なります。
1年目の配属先は北海道の根室市だったのですが、観光ではなかなか訪れる機会がない場所に行けるのも魅力ですね。普段の生活では出会えない土地にも大切な暮らしがあり、それを支えるインフラは欠かせません。実際にその現場に関わることで、「地域の方々の生活に直結する仕事をしている」という実感を得られるのが、この仕事の大きな魅力です。
現場代理人としての役割ややりがいを教えてください。
QUESTION03
―現場に求められる“4つの力”をつなぐ
現場代理人として、工程・安全・品質・原価の4つの管理を行い、工事全体の運営をスムーズに進める役割を担っています。その中でも協力業者との調整は特に重要なポイントです。例えば、配管の設置をする際には、現場での作業負担を減らすため、可能な限り工場で組み立ててから運び込むよう依頼することもあります。
また、作業方法や手順についても業者の方と相談しながら、効率よく進められるように調整します。皆さんが気持ちよく仕事を進められるよう、普段からコミュニケーションを積極的にとり、信頼関係を築くことも大切にしています。全員が納得できる形で作業が進み、現場がスムーズに回っていると感じられる瞬間に、やりがいを感じますね。

水インフラの建設部門で働く面白みとは?
QUESTION04
建設部門の大きな魅力は、普段当たり前のように使っている水がどのようにして届けられているのか、その仕組みをリアルに理解できる点です。蛇口をひねれば水が出るというのは一見当たり前のようですが、その背後には膨大な設備や技術が存在しています。そうした水インフラの一端を担い、実際に水を届けるための設備を自分たちの手で作り上げている、ということに面白みややりがいを感じます。
工事が完了し、施設の稼働が無事に始まったときや、地域の新聞に私たちの仕事が取り上げられたり、地元の方から感謝の言葉をいただいたりしたとき、「この仕事をしていて良かった」と思いますね。
今後チャレンジしていきたいことは何ですか?
QUESTION05
水インフラの新たな未来を創る
これまでも上下水道施設の工事を経験してきましたが、さらに幅広い施設に携わり、施工の知識を深めていきたいです。
また、水ingの建設部門独自の取り組みである「建設技術みらいPJ」を通じて、新しい技術も積極的に取り入れていきたいですね。このプロジェクトでは、AIや3D、VRを使った安全管理や効率化の技術を現場に導入しようとしています。
例えば、危険箇所に人が立ち入るとAIが自動で検知して警報が鳴るシステムなどです。こうした技術を活用して、現場の安全性を高め、作業の精度や効率を向上させることにチャレンジしていきたいです。
将来的には、営業や維持管理、設計といった他部門の流れも理解し、より広い視野でプロジェクトを見られるようになりたいと考えています。


ある1日の流れ
- 8:30
- 朝礼(作業内容・注意事項の共有)
- 9:00
- 進捗確認・安全確認
- 11:00
- 現場巡視(安全や品質の確認)
- 15:00
- 打ち合わせ(進捗や翌日の作業内容を協力業者と共有)
- 17:30
- 退勤
CAREER PATH
建設・調達職 K・Hのキャリアパス
2018年 | 建設管理部(現エンジ管理部)で北海道の下水処理場工事を担当 |
---|---|
2019年 | 首都圏工事部で佐賀県の浄水場更新工事を担当 |
2020年 | 九州工事部に異動、宮崎県の下水処理場更新工事を担当 |
2021年 | 福岡県の下水処理場MAP設備工事を担当 |
2022年 | 京都府の浄水場更新工事を担当 |
2023年 〜現在 |
兵庫県の浄水場更新工事を担当(現場代理人として初めて指揮を執る) |
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