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INTERVIEW

社員インタビュー

自分の想いを形にできる仕事―水処理の未来をデザインする

設計職 R・K
2022年入社

現在の業務内容を教えてください。

QUESTION01

自由な設計と実験で、
水処理の新しいカタチを創る

浄水処理施設の仕様書発注案件や、設計と施工を両方請け負って進めていくDB(デザインビルド)案件の計画設計業務をメインで担当しています。DB案件は仕様書発注案件と比べて設計の自由度が高いのが特徴です。

また、設計だけでなく研究開発業務にも携わっています。新しい浄水処理技術の実用化を目指し、実際の浄水場の中に小さなプラントを設置して、その処理能力や実用性を検証する実験なども行っています。

※DB(デザインビルド)案件:設計から施工まで、受注者が一括して行う契約方式
※仕様書発注案件:発注者が仕様書を作成し、それに基づいて受注者が設計・施工を行う方式

自分のアイデアが活かされた経験はありますか?

QUESTION02

古い枠を超えて、
新しい価値をデザインする

現在担当しているDB方式の計画案件では、発注元から指定された仕様書に沿うのではなくフロー全体の設計も任されているため、自分のアイデアを設計にしっかり反映できます。以前、浄水処理施設のプラント内設備の全体配置を検討した際は、私の提案が採用されました。

浄水場の中には、ろ過や凝集など水処理を行う設備が複数あります。それらをどのように配置するかは、設計の中でも非常に重要なポイントです。私は、コストをできるだけ抑えつつ、水の流れがスムーズになるような配置を提案しました。既存の案があったのですが、それにとらわれず「より良いものができないか」という思いで、再検討しました。

自分のアイデアが形になり、プロジェクトに直接影響を与える経験は非常にやりがいを感じますし、今後も積極的に提案していきたいというモチベーションにも繋がっています。

水インフラに興味を持ったきっかけは?

QUESTION03

“なぜ?”から始まった、水インフラへの道

大学のオープンキャンパスで体験した凝集実験です。「あんなに濁っていたのに、薬を入れて混ぜるだけで綺麗になっていくのがすごいな」と不思議に思い、水処理という分野に興味を持ち始めました。

その後、大学で水処理に関する研究を進める中で、その奥深さや重要性を学びました。特に、水を綺麗にするプロセスには、物理や化学、生物といった多岐にわたるアプローチが含まれているので興味深く感じました。そういった講義や研究を通じて、「水インフラ業界に携わりたい」という気持ちが次第に明確になりました。

大学での研究は現在の業務にどのように活きていますか?

QUESTION04

大学の学びが基盤に、現場経験が自信に

大学時代に取り組んでいた水処理の研究や講義の内容は、入社後の業務の基盤となっていました。でも、やはり入社後に学ぶことの方が多いですね。会社に入ると、実際に使用するプラントを建設することになるからです。

水処理の知識だけでなく、プラントの施工や維持管理、完成後の運用などまで考慮した検討が必要になるので、その点は現場経験を通じて学びを深めています。

もちろん、水処理に関する知識がなくても、入社後に学べる環境が整っているので安心してください。具体的には、先輩方が経験の浅い社員向けに講義を行い、水処理の基礎を一から教えてくれる機会もあります。

水を綺麗にするプロセスには、物理や化学、生物といった多様なアプローチがあるため、実際に幅広いバックグラウンドを持つ社員がそれぞれの専門性を活かしながら活躍しています。私もそうした多様な視点に触れることで、日々新しい気付きを得ています。

今後、どのような挑戦をしていきたいですか?

QUESTION05

計画から設計まで
―水インフラで社会にインパクトを

現在は計画案件に取り組んでいますが、将来的には浄水処理施設の案件を確実に受注へと結びつけ、実際にプラントを作るための「実施設計」にも携わりたいと思っています。そのためにも、まずはさまざまな計画段階や異なる設備への対応を経験し、幅広い場面での知識やスキルを一通り習得することを目指しています。

また、昨今注目されているPFAS(有機フッ素化合物)問題への対応にも興味を持っています。外部委員会での知見収集によって、自社の技術で社会課題を解決するための具体策を提案していきたいです。これらを通じて、水ingが提供する価値をさらに高め、社会や地域により良いインパクトを与える仕事をしていきたいと思っています。

学生の方へメッセージをお願いします。

QUESTION06

水をきっかけに広がる、
多分野とのつながり

「水処理に興味があるけど、自分の知識や経験は役立たないかも…」と感じている方にも、ぜひチャレンジしてほしいです!というのも、実は水ingは意外とさまざまな分野に関わることができるからです。たとえば、デザイン会社さんと一緒に施設のデザインを考えることもあります。

具体的には、DB案件の中で管理棟の設計をする際に、お客様から「地域の人々に、水に興味を持ってもらえる展示スペースを作ってほしい」というご要望をいただき、現在、デザイン会社さんと一緒にそのアイデアを検討中です。

水ingは「水の会社」ではありますが、その中でできることは非常に多彩です。水処理という分野を軸にしながら、さまざまな視点やアイデアを活かしてチームで一つのものを作り上げていきたい方、お待ちしています!

ある1日の流れ

8:30
運転中の実験の状況確認
9:00
フィールドエンジニアへの作業内容の指示
13:00
計画業務
15:00
打ち合わせ
18:00
退勤

CAREER PATH

設計職 R・Kのキャリアパス

2022年 入社後、建設管理部に配属。下水処理場の建設や施工管理に従事。
2023年
〜現在
PE技術第一統括部 第一PE1部に配属。浄水処理施設の設計を担当。
仕様書案件やDB案件の計画設計業務に加え、実験プラントの運転管理や研究開発にも従事。

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