Y.I
専門技術/機械
入社年度:2016年
INTERVIEW
Q. どんな仕事を担当していますか?
私は主に浄水場向け機器の設計と開発を担当しています。
機器設計業務では、水ingが受注した公共工事で納入される浄水場向けの機器を、お客様の仕様書に合わせて検討をし、社内技術資料をもとに設計します。部内では1機種の担当は原則1人で行います。機器開発業務では、お客様のニーズや課題を基にコンセプトを決め、ゼロから機器を作り上げていく仕事です。携わる期間は機器設計業務では1~3か月、機器開発業務は2~5年という差があります。入社してから設計及び開発で毎年年間4~6台の機器を担当しているので、合わせるとこれまでに30台ほどの機器に携わったことになります。
普段の仕事はオフィスのデスクワークが7割、機器の納入先への出張が3割という感じです。現場に行くのは納入時の顧客説明の際や、不具合があったときの原因調査および作業立会の場合になります。最近は在宅ワークが多いですね。在宅で仕事を効率的に進めると妻や子どもと過ごす時間が増えるので、ワークライフバランスが整うように感じています。妻が出産したときは、在宅ワークのおかげで傍らにいることができたため、迅速に対応することが出来ました。
Q.入社のきっかけを教えて下さい
大学では機械工学を専攻し、燃焼工学・流体力学に特化した研究室でジェットエンジンの燃料ノズルをテーマに研究をしていました。
大学で学んだことを活かして仕事をしたいと考えており、卒業後の進路を考え始めた頃、父との会話で水処理の業界があることを知り、興味を持ちました。ジェットエンジンと水処理プラントエンジニアリングでは業種が異なりますが、流体力学も流れという意味では共通しているのではと思いました。実際に働いてみると、流体力学に限らず幅広い範囲で機械工学の知見が活きています。
就職活動中に水ingのインターンシップや座談会に参加し、風通しのよい社風が印象に残りました。大きな会社であるにも拘わらずフランクな社風で、若手もベテランも対等に意見を交わしていることに驚きました。ここなら技術者として様々なことに挑戦できるのではと感じたことが、入社の決め手になりました。
Q. 仕事のやりがいは?
水ingでは、地図・歴史・新聞に残る、規模の大きな仕事が多いです。
そのようなスケールの製品を自ら設計・開発し、実際に形になり狙い通りに動いた際の達成感は計り知れず、その瞬間に強いやりがいを感じます。
中には非常に難易度が高く、チャレンジングな仕事もありますが、壁にぶつかったときには上長をはじめとする周りの人たちがサポートしてくれます。過去に蓄積された会社の技術資料も強い味方です。
また、当社はプラントを設計・建設するだけでなく、オペレーション部門もあるため、実際の使い勝手を聞いて実際の設計や開発に活かすことができるのも大きな特色であり、魅力の一つだと思います。
Q. 今後のキャリアステップをどう考えていますか?
水ingの収益に繋がり、お客様の利益と環境負荷の低減にも繋がり、かつ子供たちの世代やその先の未来の地球にやさしい、そんな機器を開発することが私の夢です。
これからの時代を切り拓いていく新しい機器を提案できる力を磨き、エンジニアとして機械設計やものづくりの第一人者を目指し、水ing・お客様・社会そして未来がwin-winの関係になるようなヒット商品を多数、生み出していきたいですね。