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INTERVIEW

社員インタビュー

『新しい価値はここから生まれる』—次世代バリュー創生室が描く未来

管理部門系職 T・M
2013年入社

次世代バリュー創生室とは?

QUESTION01

未来の価値を創造する、
新たな挑戦の最前線

2024年4月に設立された次世代バリュー創生室は、「水ingが生み出すべき新たな価値を創造するための組織」です。既存の水事業をベースとしながらも、これまでの枠組みにとらわれず、多様な業界やプレイヤーと連携しながら、新たな社会貢献や地域貢献を実現する「変化を生む」部署として期待されています。

設立の背景には能登半島地震の経験があります。災害時に、水ingは水環境施設の復旧や応急給水といった対応を行いましたが、浄水場や下水処理場などの水事業は自治体が運営しているため、民間企業としての主体的な動きが難しいという課題がありました。近年の自然災害の多発や激甚化も踏まえ、社会インフラを支える企業として、より主体的に貢献するための物的・人的・経済的な拡充と迅速化が責務であると考え、この部署が誕生しました。

水ing全体の「サステナブル経営の推進役」として、採算性だけではなく社会貢献性を重視し、企業としての持続可能性を高めることが、次世代バリュー創生室のテーマであり、役目です。

次世代バリュー創生室での業務内容を教えてください。

QUESTION02

市民起点で、
災害時も平時も変わらぬ安心を届ける

短期的には、災害時に地域支援を迅速に行うための施策を拡充しています。これまでの水環境施設の復旧や応急給水に加えて、可搬式の浄水装置などを揃え、災害発生時にスムーズに地域へ支援ができるよう体制を強化しています。また、人的体制も整え、必要な時に可能な限り迅速に動ける仕組みづくりを進めています。

中長期的には、地域や市民のニーズを起点としたサービス提供やビジネスモデル作りなどを目指しています。通常の業務では、仕事の相手先である自治体や民間企業を対象に仕事を進めることが一般的です。しかし、災害時に地域支援を行う際には、市民が本当に必要とするものに目を向ける必要があります。

また、こうした災害時の「市民起点」の考え方は、平時の取り組みにも応用できると考えています。単に既存のサービスを提供するのではなく、市民が抱える課題やニーズを出発点として、新しい製品やサービス、仕組みを構築する。これが、次世代バリュー創生室の目指す中長期的な方向性です。

企画職ならではの魅力は?

QUESTION03

日常から生まれる発想を形に。
会社全体を動かす面白さ

日常生活で目にする広告やニュース、他業種の事例など、あらゆる情報が仕事に直結するのが面白いです。たとえば、駅で何気なく広告を見ているときに、「これ水ingでも応用できそう!」と思いついたアイデアを検討し、仲間と議論を重ねる中でそれが形になっていくのは大きな魅力ですし、とても楽しいですね。

また、会社全体を俯瞰できるようになることも魅力です。新たな施策を講じる際には、アイデアベースで物事が進むわけではありません。その妥当性を、経済的な効果や社会的インパクト、企業価値の向上などさまざまな観点から検討する必要があります。新規事業に注力する一方で、既存事業が縮小しないようバランスをとることも重要です。

他部署との連携を図りつつ、会社全体を巻き込みながら進めていくこのプロセスには難しさが伴う反面、大きなやりがいや面白さがあります。

今後チャレンジしていきたいことは何ですか?

QUESTION04

社会課題を解決する、
新たな仕組みを自分の手で。

社会課題の解決に繋がる製品開発・システム構築・ビジネスモデル作りをしっかりと行っていきたいです。もちろん社会貢献が優先事項となりますが、既存の業界やシステムのゲームチェンジに繋がるような開発も行っていきたいですね。「この仕組みは自分が作ったんだ」と心の中でニヤッとするような、自分自身もワクワクできるような仕事が最終的に会社の文化や基盤として根付いていくと思うので。

現在は国内での取り組みが中心ですが、将来的には海外展開も視野に入れています。海外は日本以上に深刻な水の課題を抱える地域が多く、水ingが持つ技術やノウハウを活かすことで、大きな社会貢献ができると思っています。言葉や文化、常識、法令の違いなど、簡単にはいかないことは認識していますが、いざ準備が整ったときにすぐに海外進出ができるように、今はスキーム作りや商品開発などに注力し基盤を整えています。

学生の方にメッセージをお願いします。

QUESTION05

今を真剣に楽しむ。
それが未来の力になる。

一つひとつの物事を楽しめる人や、前向きに取り組める人と一緒に働きたいという思いはありますが、スキルや知識、性格など「具体的にこういう人材が良い」という思いは、正直私にはありません。いろいろな経験をした様々な性格の人がいるからこそ、新しいアイデアが生まれると思います。

だからこそ、今は目の前のことに全力で取り組む姿勢を大切にしてください。学生生活で一つひとつの物事を真剣に楽しむ経験が自信の幅を広げることに繋がり、将来の大きな力になります。

そして、社会課題の解決や新しい価値の創出に向き合う私たちの取り組みに共感していただけたら、ぜひ一緒に挑戦してみませんか?皆さんと未来を創る日を楽しみにしています。

ある1日の流れ

(朝 家庭対応)
9:30
ワーク(市場調査・他業界調査)
11:00
会議(経営層との方針相談)
13:00
会議(他社との意見交換)
14:00
会議(社内のコンセンサス形成)
16:00
ワーク(計画策定、プレゼン資料作成)
18:30
退勤

CAREER PATH

管理部門系職 T・Mのキャリアパス

2013年 【建設管理部】下水処理場の建設現場管理
2014年
~2018年
【資源化技術部】し尿処理&資源化プラントの計画、提案、設計、試運転、プロジェクトマネジメント
2017年
~2023年
【PPP事業開発部】全国上下水道事業体への官民連携の企画・提案、新規事業およびモデル事業の創生
2024年
~現在
【次世代バリュー創生室/室長】災害時の水を通じた社会貢献、ニーズ起点で既存事業にとらわれない領域でのバリュー創生と浸透(事業・製品・サービス・体制・仕組み構築等)

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